4月の読書記録
料理にたずさわる人のエッセイがここ数ヶ月楽しくて仕方ない。
なぜか知らんがのきなみ文章がごつごつしていて、ふつうの本より主張を言い切るものが多いのよね。
そしてそれに影響を受けて、炎上スレスレの文体になってきつつあるので気をつけなければと反省した4月であった。
続・世界のなめこ図鑑(ブックマークつき)の感想
本家ゲームのキャラがインフレを起こしているために出さざるを得なくなった感のあるなめこ図鑑の続編。いちごなめことバナナめこの衝撃の関係とか、涙なくしては読めないなめこ盛り合わせのエピソードとか、前回よりパワーアップしています。「なめことエリンギ」という童話がついているので、乳幼児への読み聞かせにも最適です。んふんふー。
読了日:4月27日 著者:金谷泉
私の好きな料理の本の感想
フードスタイリストの著者が影響を受けた&携わった料理本のレビュー集。明治時代の本「食道楽」からハワイ郷土料理のレシピ(英字)まで古今東西からとりあげられている。かつては缶詰が高級なごちそう扱いだったとか、レシピの記述は昔の方がずっとそっけなかった(誰でもご飯が炊け、みそ汁が作れたから基礎力が違う)とか食文化の変遷がわかる。レシピ付きなんだけど、フードスタイリストだけあって写真がいちいちおいしそう。じゅるり。
読了日:4月22日 著者:高橋 みどり
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