ひとだんらく
半年間通った「宣伝会議 編集・ライター養成講座上級コースプロフェッショナルライティングクラス」(長い)が土曜日に終わりました。
講座自体はね、2週間に1ぺん、3時間/日だから少ないと思うんだけど、課題が毎回ガツンとあるのです。
課題図書2冊に、1000〜5000字の課題2本が標準。
ただ出せばいいってもんじゃない。テーマ・言葉の選び方・無駄がない文章であるかどうか隅々まで見られる。
なによりおもしろいかどうかを、何人ものプロの眼から判断される。
いいものはたくさんのプロの支持を集め、つまらないものは基本的に何も言われない。
これはねー…マジ辛いよ。
学校教育じゃありえないもんね。
だからこそ「なんだよちくそー」ってやる気になった。
私は講座の中で「できる子」ではなかった。
たぶん「おしい子」だったんだろうなーって思う。
課題は〆切守ってちゃんと全部出すし、文章はぼちぼち丁寧で上手(らしい)。伝えたいこともブレない。
でも、視野がせまい。どうしても自分の「好き」とか思いが先立ってしまって、具体で書くことが留守になりがちだった。
書き手と似たような考えをもってる読み手ばかりじゃない。それが想像できない文章になりやすい。
もっとうまく、興味のない人を引き込めるようにせねばいかんのです。
最終日に講師の米光さんから出された最後の宿題は「いまの’’こう’’って思っているのとちがう視点から書いてみること」。
うん。
いちばんできてないところだわ。
小手先でちょいちょいっとあらためられる問題じゃないと、すぐ気づいた。
自分の幅を広げていかないとこの壁は乗りこえられない。
もっといろんな人と接して、いろんな考え方を受け入れて、いろんな世界を知る。
取材しよう。体験しよう。そのうえで、書こう。
農業とかマクロビとかクリティカルシンキングとかいろいろやってみたけど、やっぱり私の軸は「子どもの教育」なんだろうな。
そこで、昨日から学校ボランティアをはじめました。
NPO法人「カタリバ」というところに所属し、中学・高校・大学に出向いて少年少女とおしゃべりします。
語り合う中で、自分の根本にある思いに気づいてもらう。そして、どう生きていくか考えるきっかけをつかんでもらう。キャリア教育のひとつ…かな?
いつでも自由に動けるのも、あと1ヵ月半。
おなかにいる子に負担をかけないようにしつつ、今できることをやりつくしたいな。
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