「 。」

「 。」

「 。」いくつもの

つづくはずだった日常が断ち切られて

もう3年になる。

 

職場の屋上から見た徒歩5分の海は、真っ黒にふくらんでいた。

停電が午前2時までつづき、寒い闇の中にうずくまって耐えた。

夜が明けて午後2時46分で止まった校庭の時計を直した。

次の週にやるつもりだった6コマ分の授業準備をして学校を出た。

青い空に刺さる教会の白い十字架が目に痛くてしょうがなかった。

 

もう二度とあんな残酷な青をみたくないと、心から思う。