おやこ保育園
先週の土曜日、5月くらいにちらっと書いた「おやこ保育園」の卒園式がありました。
「親と子どもが育ち合う保育園!」というとおり、親も子どももいい時間を持てる場所。
小笠原舞さんと小竹めぐみさんの話をグリーンズの取材で聴くたび、「うあーこの人たちの保育見てみたいな〜」と思っていたら体験入園の話がきて、即座に「行きます!!」とレスをしたのが4月。
途中で仕事詰め過ぎて母子共々たおれてしまい、行けない回が3回ほど続いたこともあったけれども、なんとか修了することができてよかったー。
母子で長いスパン集団の中で過ごして見えてくる子どもの個性、自分の子育ての特徴。
うちの息子・たちゅ丸はなんというか…「静かな自由人」ってかんじ。
真剣な表情でもくもくとすべてをしらべるんです。
置いてあるものからお友達のもっているものまで。
新鮮なものばかりなんだろうな、目に見えるすべてが。
朝寝できなくて眠気絶頂であったとしても、もったいない!といわんばかりにこの3時間は遊ぶし動き回るし。
いやいやそんなにぐずってるんだからちょっと寝てから遊んだほうがいいってw
私は自分では子どもを自由に放し飼いにする人間だと思っていたけど意外といろいろちゃんとさせたい人だったことに気づいてびっくりしたな…。
なんかね、集合する時間のときにちゃんとお話聞く体制してないとムズムズしちゃうというか。遊ぶたちゅ丸をむりにどうどうしちゃうというか。
もっと自由にさせてあげてもいいのになーアタシなんて帰り道よく一人反省会をしていました。
(まあそのぶんもろもろの規律はちゃんとしている気がするんですが)
入園前の5月とくらべて変わったことは何だろう?
たぶん「子育てってくらべるもんじゃないんだなー」っていう実感を母としてもてたこと。
来てる子どもが皆それぞれ愛らしいんです。
うーんうまくいえないけど、ちがう愛らしさがあるんです。
それっておうちの方がそれぞれにしかできない子育てをしたからそうなったんだよなーっていうのがこう、感覚的に分かるというか。
先生やってたころつい、自分の担任のクラスと他のクラスを比較しちゃうところがあったから、「人はそれぞれ皆ちがっていいんだ!」ってのが感覚としてつかめたのは母としても教員としてもすごく大きい気がする。
そんな感じで、子どもを育むための根っこの部分を育ててもらった場でした。
秋はじまりの2期は満員になっちゃったらしいんですが、1月からはじまる3期はこれから募集らしいので、興味のある方はぜひー。
入園したらこの3ヵ月だけは予定をスカスカにして、子どもと向き合う時間をなるべく確保するといいかも?!です。
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