道迷いものおもふ３月

道迷いものおもふ３月息子が０～２歳という専業主婦orフルタイム保育×正社員の２択しかないはずの２年間に子どもをほぼ預けず、
ライターをやり、赤ちゃん先生プロジェクトに加わり、政治キャンペーンをかじり…
やってみたかったしごとをすべてやってみた。

その結果、私はとくに社会のために役に立つことには興味がなく、
働く暇があったら自分やママ友の子どもたちと延々と遊び、母同士で集って全力で遊び、
たまにひとりでもくもくと料理と農業と理科実験を探求し続けたいのだと思っていたことが判明し、
それただの専業主婦でいいじゃん！と愕然とした。

新しい働き方をつくっていくことに喜びをかんじていたのではなかったのか。
社会にアクションすることが快感ではなかったのか。

「働くくらいなら３人位産んで子育てに半生をかまけていたいぜ！」
気づいたら友人や夫とのおしゃべりで言い放ってしまっていた。

ナチュラルボーンキャリアウーマンの母のもとで育ったはずなのにどうしてこうなった。
風の子という子育てサークルに出会ってそこでの活動が楽しすぎて、世界の見方が変わってしまったのか。

人生で一番楽しいのは子どもと遊んでる瞬間です。

そう言うと理科実験や野外観察は？とたまにつっこまれるんだけど、それも私にとっては「自然」という素材をつかった遊びなのです。

子どもを中心にしてしか幸せや生きがいを感じない。
教師や子育てをする上ですごく恵まれた才能だけど、そのぶん選択肢やものの見方がものすごく狭くなって危ういものでもある、とも思う。

これは半農半保育で生きていくという道がいいのかねえ。
しかしどう仕事化していけばいいのか。

うーん。

たしか半農半Xを唱えた塩見直紀さんは、
「一ヶ月で３万稼げるナリワイを１０こもてば３０万になって食ってける！」
と言ってたな。

それをめざせばいいのか！？

私がもってる技・・・
保育・ライティング・イラスト・学び場ファシリテート・多少の栽培技術・理科指導の技術・算数指導の技術・登山・ボルダ・ヨガの指導技術・布ナプと布おむつのうんちく

けっこうあるな。
しかし３万稼げるかはナゾ。

５年ぶりの３月１１日の金曜日を明後日にひかえ、そんなことをだらだらとものおもふ年度末。