共感型と結論型
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2014/01/20/01.html
女性の会話力アップ大作戦がテーマだった。夫婦のやりとり改善がメインで、男と女の会話に求めるもののちがいがケンカやすれ違いを生んでしまうのかなあと考えさせられた。ただ聴いて肯定して欲しい女性と、つい解決策を求めてしまう男性。
基本的に番組の視聴者は女性が多いので、「夫に聴いて欲しいときは妻が『ちょっと聴いてもらってもいい?』みたいな場づくりが大事なんじゃない?」というアドバイス。
たしかにねえ。
といいつつ、私には会話に結論ではなく共感を求める心理がまったくわからない。
自分の思いを外に出すなら、なにかひとつでもお互い得するようにもっていかなきゃいけないんじゃないの?と信じているせいだ。
ツイッターやブログなどで社会のもろもろにたいして批判をする人や、
デモに参加する人の神経が私にはまったく理解できないのも、根底は同じなんだろうな。
そんなことしてる暇あったら社会になにか、ひとつでもいいことをアクションすればいいのにと思ってしまうのです。
でもそれって、どっちが良い悪いってないんだよね。
ただ好みがちがうだけで。
女性と話すときはなるべく共感的な反応を心がけ、男性と話すときはなるべくひとつでも課題が解決するような結論を出すことを心がける…とたしかにインタビューとか、うまくいく気がする。
でもそれだと共感のおしゃべりを求める男性とは見事にかみ合わず大抵ケンカになる(苦笑)
「それパワフルな人の発想だよね」とか「前向きすぎてついていけない」とか「なんかエラそう」とか。
すいましぇーん。
結論型の会話を求める女性だってそれなりにいるし、共感型を求める男性も意外といるから性で会話の型をあてはめるのはちょっとちがうかも?と最近反省している。
とりあえず「わかるわかる、うんうんー」といいながら、目の前の人の好みはどっちのパターンか探るのがきっと円滑なコミュニケーションのこつなのかな。
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