自由をはぐくむ教育
4年前に卒業式で教え子と見に行くねと約束をしていた自由学園の美術工芸展へ。
身の回りの廃材とちょっとの画材をつかってアートをつくってゆく。
展覧会のために特別になにかをするというのではなく、生活してるなかでふとわきあがる思いをみぢかな素材で表現していく。
それがすごく地に足が着いてる感じで見てる方も静かな充足感みたいなのが湧いてくるんだよね。
賞をとるためでもスペシャルな祝祭でもない。
そうそうアートって本来はこういうものだよね、ってかんじ。
高校でも必修で工芸やデザインを学ぶそうで。大学も音楽美術体育が必須みたい。
素晴らしいです。
人が自由にのびのびと生きるためには、自分の思いをすくいあげて発信するための技を身につけておく必要があるんだよね。
芸術や運動はそのためにある。
知識を頭で吸収してテストで確認する教育や、
野放しにする教育は本来的には人を自由にしないのではないかと私は思う。
全身を使って経験をすることを積み重ねてくことでしか、幸せに生きるリテラシーは身につかない。
自由学園の「自由」とはそういうことなんだろうなあ。
さすがに幼稚園小学校は無理だけど、それ以降はここで息子を学ばせてあげたいなー、なんて強く思った1日でした。
明日もやってるので、興味のあるお方はゼヒ。
今回いけないけど行ってみたくなった方は4年後にゼヒ!
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