執筆仕事記録
ご無沙汰しています。
今日から新年度。
小学校辞めてからもう1年かーと感慨深いものがある。
1月からライター仕事が本格的にはじまって、いろいろありつつなんとか慣れてきた4ヶ月目。
取材や記事執筆にいそしむと、ブログにまで書くエネルギーが足りなくてなかなか更新できなかった。
文章ってガチで書くとそうとう体力使うんだな!
教育実習のころとか、小学校に着任して数ヶ月のころの感じをよく思い出す日々だった。
「greenz.jp」というサイトで署名記事書いています。月一くらいで。
自分がやってて楽しくて、社会をよくすることにもなるアイディアをたくさんあげていく感じのサイト。
2年くらい前に「ソーシャルデザイン」という本を出して、’’こうやって世界はちいちゃく変えることができるんだよ!’’と世間に一石を投じた。
そんな集団です。
小学校教師だった当時、通勤途中に毎日この本を読んで、煮詰まっていた気持ちをリフレッシュさせていた。
ソーシャルデザインっていうのは、
社会に横たわってるいろいろな課題を解決しつつ、新しい価値を打ち出す画期的な仕組みをつくること。
たとえば保育園とベーカリーカフェをドッキングさせた「まちの保育園」とかね。(記事はコレ→http://greenz.jp/2011/11/14/machihoiku/)
子どもと地域の人が近づくってすごくいい。
教育が教師と親だけのものになってしまって、今いろいろなひずみが生じているから。
突破口になるんじゃないかな。
私が書いたのはいまのところ2つ。
○子どもの視点で社会を見てみよう!子どもといっしょにどんな社会を作りたいかを考える「Child Future Session」
子どもがよりよく育つ社会ってどんな社会だろーね?ということを一日かけて考えたイベント。
教師や親以外にも、子どもに関心を持っている大人がこんなにいるんだ〜ってことがちょっと感動だった。
塾や習いごとも含めて、今の子どもの世界は似たような年齢の人々だけでつくられた集団ばかり。
そんな世界は異常だと思う。
子どもが地域の大人にもまれて成長できる社会をつくりたい。
心から願う。
○“まじめな野菜”がホットスポットを救う!風評被害をのりこえた松戸の農産物直売所「なごみや」
だいぶ回復してきたけれど…まだまだ震災の傷跡っていたるところにあるんだよね。
液状化、つぶれていく産直八百屋など、千葉に引っ越してすぐそれをひしひしと感じた。(じっさい松戸は被災地認定されています)
メディアの言葉や人づての話、なんとなくの感覚(というか偏見)。そういうあやふやなものだけで買う買わないを判断する風潮に憤りを感じたので書いた。
日本人ってほんっと理科の知識はあっても理科的なものの見方ができていなくてみっともない。
そういう人たちをつくってしまったのはほかでもない、学校教育なんだけど。
放射性物質のデータをちゃんと確認して、その上で自分で買う買わないを判断できる国民になってほしい。
祈りをこめて。
こんなかんじで仕事しています。
今年度もがんばるぞー。
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